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2013年06月14日
ホンダF1復活♪
終戦直後の焼け野原に一人の男が立っていました。男は壊れかけた自転車で買い物に
出掛ける、妻の姿を見て思いました。
「日本の復興にはまず、オートバイが必要だ。それも燃費がよく、故障の少ないバイクでなくては
ならない」
数年後。今なお世界に名だたる、高性能のオートバイが誕生しました。『スーパーカブ』です。
(世界中どこ行っても走ってます♪)
オートバイ事業で世界的成功を収めた男はやがて、『マン島TTレース』『MotoGP』等の二輪車
レースに参戦し、タイトルを総なめにします。
そして。男はとうとう、世界最高峰の四輪車レース『F1世界選手権』にコンストラクターとしての
参戦を表明するに到りました。
その『男』とは。
本技研工業創始者、故本田宗一郎氏です。
(画像は1988年。スーパーカブ30周年記念時の本田宗一郎氏)
ホンダのF1参戦は大きく、第一期から三期に分けることができます。
まず第一期目(1964~1968年)。ホンダはフルワークスによる初参戦にも関わらず、いきなり
参戦翌年に初勝利し、1967年にはコンストラクターズ部門でも四位まで浮上するも、ドライバー
の事故死により、あえなくレースを撤退。
そして、二期目(1983~1992年)。ホンダは黄金期を迎えます。
ドライバーにネルソン・ピケ、アイルトン・セナを獲得し、通算69勝の史上空前の成績を残します。
当時の模様は深夜、民間放送でも視聴率を上げ、今なお『マクラーレン・ホンダ』の栄光を語る方
は多いでしょう。
しかし。
F1とは60年の歴史を持つ、ヨーロッパ発祥のモーターレースです。アジア系企業であるホンダの
猛進劇は、国際自動車連盟(FIA)にして『ターボ車禁止』の措置を取らせてしまいました。
(単なるホンダ潰し)
それでも。当時の本田宗一郎氏は、ターボ禁止措置に関する相談を持ちかけたチーム監督に
対して、こんな名言を残しています。
「ホンダだけがターボ禁止なのか? 違うのか。馬鹿な奴等だ。ホンダだけに規制をするのなら
賢いが、みんな同じ条件でならホンダが一番速く、一番いいエンジンを作るに決まってる。
で、なんだ話ってのは?」
(左はアイルトン・セナ。生前は豪傑な頑固親父で手に負えなかったそうです汗)
第三期(2000~2005年)以降も現在に到るまで、様々な角度からF1に関与し続けていた
ホンダですが、そんなホンダが再来年の2015年、エンジンサプライヤーとしてF1に復帰
します!
それもあの!『マクラーレン・ホンダ』として!
(画像はホンダ黄金時代の象徴、1.5リッターV6 DOHCツインターボ「RA168E」エンジンを搭載
するマクラーレン・ホンダMP4/4。かっきー!)
ただし。ひとつ、レギュレーション上の懸念があります。
来年2014年から、F1で使用するエンジンが現在の2.4LのV型8気筒NAエンジンから
1.6LのV6直噴ターボに変更になってしまうのです(泣)。
F1とは何度も言うとおり、世界最高峰の四輪車レースです。かつては僅か700kgほどの車体で
1400馬力をはじき出したり、レブ制限なしのV10(フェラーリはV12!)エンジンを積んで
いたりでそのエンジン音たるや、まるで鬼のような咆哮だったのですが、来年からは現在より
更にしょぼいエンジン音(上限15000rpm)になってしまうのです。
(音程で2オクターブほど下がる予定)
時の流れというやつで、しょうがないのでしょうか。今回の変更の大きな理由のひとつは
エンジンサプライヤー(現在はフェラーリ、ルノー、メルセデスの三社のみ)の確保ということ
らしいので(焦)。
要は、フェラーリ以外はいつ撤退してもおかしくないので、『ハイブリッド』のキーワードを餌に
事前に、日本メーカーなんかを取り込んでおこう、てな感じ。
もちろん。この人なんかは、「しょぼい直6エンジンなどF1に似合わない」と頑迷に反対して
らしたようですけど。
(画像は、フェラーリ会長・ルカ・コルデーロ・ディ・モンテゼーモロ)
前述の、『FIAがホンダ潰しのためにターボ車を禁止した事件』以降、ホンダ社は
市販車においても、一部の例外を除いてターボ車を製造していません。
その意味が何たるかなど、測るにも及びません。
『F1』には、そんな男たちの心意気、意地なんかも必須な気がしてなりません。
Love you!
出掛ける、妻の姿を見て思いました。
「日本の復興にはまず、オートバイが必要だ。それも燃費がよく、故障の少ないバイクでなくては
ならない」
数年後。今なお世界に名だたる、高性能のオートバイが誕生しました。『スーパーカブ』です。
(世界中どこ行っても走ってます♪)
オートバイ事業で世界的成功を収めた男はやがて、『マン島TTレース』『MotoGP』等の二輪車
レースに参戦し、タイトルを総なめにします。
そして。男はとうとう、世界最高峰の四輪車レース『F1世界選手権』にコンストラクターとしての
参戦を表明するに到りました。
その『男』とは。
本技研工業創始者、故本田宗一郎氏です。
(画像は1988年。スーパーカブ30周年記念時の本田宗一郎氏)
ホンダのF1参戦は大きく、第一期から三期に分けることができます。
まず第一期目(1964~1968年)。ホンダはフルワークスによる初参戦にも関わらず、いきなり
参戦翌年に初勝利し、1967年にはコンストラクターズ部門でも四位まで浮上するも、ドライバー
の事故死により、あえなくレースを撤退。
そして、二期目(1983~1992年)。ホンダは黄金期を迎えます。
ドライバーにネルソン・ピケ、アイルトン・セナを獲得し、通算69勝の史上空前の成績を残します。
当時の模様は深夜、民間放送でも視聴率を上げ、今なお『マクラーレン・ホンダ』の栄光を語る方
は多いでしょう。
しかし。
F1とは60年の歴史を持つ、ヨーロッパ発祥のモーターレースです。アジア系企業であるホンダの
猛進劇は、国際自動車連盟(FIA)にして『ターボ車禁止』の措置を取らせてしまいました。
(単なるホンダ潰し)
それでも。当時の本田宗一郎氏は、ターボ禁止措置に関する相談を持ちかけたチーム監督に
対して、こんな名言を残しています。
「ホンダだけがターボ禁止なのか? 違うのか。馬鹿な奴等だ。ホンダだけに規制をするのなら
賢いが、みんな同じ条件でならホンダが一番速く、一番いいエンジンを作るに決まってる。
で、なんだ話ってのは?」
(左はアイルトン・セナ。生前は豪傑な頑固親父で手に負えなかったそうです汗)
第三期(2000~2005年)以降も現在に到るまで、様々な角度からF1に関与し続けていた
ホンダですが、そんなホンダが再来年の2015年、エンジンサプライヤーとしてF1に復帰
します!
それもあの!『マクラーレン・ホンダ』として!
(画像はホンダ黄金時代の象徴、1.5リッターV6 DOHCツインターボ「RA168E」エンジンを搭載
するマクラーレン・ホンダMP4/4。かっきー!)
ただし。ひとつ、レギュレーション上の懸念があります。
来年2014年から、F1で使用するエンジンが現在の2.4LのV型8気筒NAエンジンから
1.6LのV6直噴ターボに変更になってしまうのです(泣)。
F1とは何度も言うとおり、世界最高峰の四輪車レースです。かつては僅か700kgほどの車体で
1400馬力をはじき出したり、レブ制限なしのV10(フェラーリはV12!)エンジンを積んで
いたりでそのエンジン音たるや、まるで鬼のような咆哮だったのですが、来年からは現在より
更にしょぼいエンジン音(上限15000rpm)になってしまうのです。
(音程で2オクターブほど下がる予定)
時の流れというやつで、しょうがないのでしょうか。今回の変更の大きな理由のひとつは
エンジンサプライヤー(現在はフェラーリ、ルノー、メルセデスの三社のみ)の確保ということ
らしいので(焦)。
要は、フェラーリ以外はいつ撤退してもおかしくないので、『ハイブリッド』のキーワードを餌に
事前に、日本メーカーなんかを取り込んでおこう、てな感じ。
もちろん。この人なんかは、「しょぼい直6エンジンなどF1に似合わない」と頑迷に反対して
らしたようですけど。
(画像は、フェラーリ会長・ルカ・コルデーロ・ディ・モンテゼーモロ)
前述の、『FIAがホンダ潰しのためにターボ車を禁止した事件』以降、ホンダ社は
市販車においても、一部の例外を除いてターボ車を製造していません。
その意味が何たるかなど、測るにも及びません。
『F1』には、そんな男たちの心意気、意地なんかも必須な気がしてなりません。
Love you!
2013年06月10日
激戦!『モナコGP』
こんにちは。
最近、自宅に三葉虫(?)をミニマムにしたような、ダンゴ虫の丸まらないバージョンみたいな
虫が多発して、少し気になってるバーコージのコージです。
あれっていったい何の虫で、何してるのか。知ってるひといたら教えてください♪
(画像は化石・三葉虫)
さて。話は先週の『モナコGP』へ♪
キャメロン・ディアスも観戦し、中継解説に森脇氏が復活した(ごきげん♪)世界三大レースの
ひとつ『モナコGP』を制したのは!
『ニコ・ロズベルグ~ゥ』
(二位はベッテル、三位はウェバー。背後にはモナコ君主アルベール二世と新婚の王妃♪)
生まれも育ちもモナコ公国。ある意味、母国勝利!
(いかにも、お育ちが良さそうで♪)
そのレース概要はというと。
序盤、ほぼ全てのチームがワンストップ作戦であるため、ポールスタートのロズベルグを先頭に
各車スローペース。一位と最後尾のマシンのラップタイムがほぼ同じな感じ。
その均衡を打ち破るがごとく、30周目にマッサがマシントラブルにより単独クラッシュ。今季初の
セーフティカーの導入に。
イエローフラッグ時のピットイン入りの決定的なタイミングミスで、ハミルトンが四位に降格。
ソフトタイヤが温まらず再度スローペースでの周回が続く中、今度はマルドナードとチルトンが
クラッシュ。レースはなんと、レッドフラッグで一時中断に。
再スタート後はしばらくまた数珠つなぎ状態でのレースが続き、62周目に二度目の
イエローフラッグ。
計三度のレースコントロールでタイヤ温度もろくに上がりきらない中、スタートから常に
タイヤマネージメントに終始したロズベルグがそのまま、ポールトゥウィン・ゴール♪
アンダーステア気味のアロンソはレース再開時、シケインカットによる降格スタートで二台抜かれの7位。
キミは終盤パンクにより痛恨のピットインをするも、その後わずか10周で最後尾から驚異的な
追い上げを見せ、結果10位(かっきー!)。
(画像はキミ・ライコネン。フィンランド人なので、マレーシア等の暑い地域でのレースが苦手(^○^))
『モナコの一勝は他のサーキットの三勝に値する』
F1レースの中でも、モナコGPは他と一線を画します。
市街地コースであるため路面ミューが低く、コース幅も狭い(故にポールトゥウィンが多い)。
F1レースの中で例外的に総走行距離を少なく設定されているので、毎回ワンストップ作戦を選択
するチームが多い。
ブラインドコーナーが多い等の理由で、ドライバーの僅かなミスで事故が起きやすいetc。
そんな中。今回のメルセデスの勝利はマシンはもちろんのこと、『抜けないモナコ』での
チーム監督ロス・ブラウンの作戦勝ちである面も顔を覗かせていると言えます。
(画像はロス・ブラウン。フェラーリ監督時代が懐かしいぜ!)
また、今季6戦のレースを観て残念に感じることは、ピレリタイヤの消耗が早すぎることです。
あくまでも私見として言わせていただければ、タイヤの消耗、耐久性の不安からドライバーが
アグレッシブになりきれない、マシン性能を酷使できていない面が散見するように思います。
オーバーテイクのないF1など、何の面白みもありません。安全性の確保が必須なのは言うに
及びませんが、以降のレースでは、ピレリタイヤの品質向上を拝みたいものです。
(No Racing, No life)
Love you!
最近、自宅に三葉虫(?)をミニマムにしたような、ダンゴ虫の丸まらないバージョンみたいな
虫が多発して、少し気になってるバーコージのコージです。
あれっていったい何の虫で、何してるのか。知ってるひといたら教えてください♪
(画像は化石・三葉虫)
さて。話は先週の『モナコGP』へ♪
キャメロン・ディアスも観戦し、中継解説に森脇氏が復活した(ごきげん♪)世界三大レースの
ひとつ『モナコGP』を制したのは!
『ニコ・ロズベルグ~ゥ』
(二位はベッテル、三位はウェバー。背後にはモナコ君主アルベール二世と新婚の王妃♪)
生まれも育ちもモナコ公国。ある意味、母国勝利!
(いかにも、お育ちが良さそうで♪)
そのレース概要はというと。
序盤、ほぼ全てのチームがワンストップ作戦であるため、ポールスタートのロズベルグを先頭に
各車スローペース。一位と最後尾のマシンのラップタイムがほぼ同じな感じ。
その均衡を打ち破るがごとく、30周目にマッサがマシントラブルにより単独クラッシュ。今季初の
セーフティカーの導入に。
イエローフラッグ時のピットイン入りの決定的なタイミングミスで、ハミルトンが四位に降格。
ソフトタイヤが温まらず再度スローペースでの周回が続く中、今度はマルドナードとチルトンが
クラッシュ。レースはなんと、レッドフラッグで一時中断に。
再スタート後はしばらくまた数珠つなぎ状態でのレースが続き、62周目に二度目の
イエローフラッグ。
計三度のレースコントロールでタイヤ温度もろくに上がりきらない中、スタートから常に
タイヤマネージメントに終始したロズベルグがそのまま、ポールトゥウィン・ゴール♪
アンダーステア気味のアロンソはレース再開時、シケインカットによる降格スタートで二台抜かれの7位。
キミは終盤パンクにより痛恨のピットインをするも、その後わずか10周で最後尾から驚異的な
追い上げを見せ、結果10位(かっきー!)。
(画像はキミ・ライコネン。フィンランド人なので、マレーシア等の暑い地域でのレースが苦手(^○^))
『モナコの一勝は他のサーキットの三勝に値する』
F1レースの中でも、モナコGPは他と一線を画します。
市街地コースであるため路面ミューが低く、コース幅も狭い(故にポールトゥウィンが多い)。
F1レースの中で例外的に総走行距離を少なく設定されているので、毎回ワンストップ作戦を選択
するチームが多い。
ブラインドコーナーが多い等の理由で、ドライバーの僅かなミスで事故が起きやすいetc。
そんな中。今回のメルセデスの勝利はマシンはもちろんのこと、『抜けないモナコ』での
チーム監督ロス・ブラウンの作戦勝ちである面も顔を覗かせていると言えます。
(画像はロス・ブラウン。フェラーリ監督時代が懐かしいぜ!)
また、今季6戦のレースを観て残念に感じることは、ピレリタイヤの消耗が早すぎることです。
あくまでも私見として言わせていただければ、タイヤの消耗、耐久性の不安からドライバーが
アグレッシブになりきれない、マシン性能を酷使できていない面が散見するように思います。
オーバーテイクのないF1など、何の面白みもありません。安全性の確保が必須なのは言うに
及びませんが、以降のレースでは、ピレリタイヤの品質向上を拝みたいものです。
(No Racing, No life)
Love you!
2013年05月23日
やったぜ♪ 『スペインGP』
先日、帰宅後(ほろ酔い状態)食器棚の角で頭を打ちました(汗)。
思わずしゃがみこんで黙祷を捧げるほどの激痛でしたが、面倒なのでそのまま就寝。
翌日、枕に血が付いちゃいました(泣)。
坊主にするとハゲやすくなるとも言います。沖縄の日差しで毛根をやられてしまうそうです。
格好いい父親でいるため(?)にも、夏場だけは髪を伸ばそうかな、とか考え始めてる
バーコージのコージです♪
さて。話は一気にF1『スペインGP』へ!
やはり!期待を裏切らないこの男がやってくれました!
『フェルナンド・アロンソ~ゥ』
(母国スペインGPでの優勝~♪)
「メルセデス二台は恐るるに足らない」
ポール・トゥ・ウィン(ポールポジションでスタートしたマシンがそのまま優勝すること)が多い
カタロニアサーキットで、アロンソはレース前の予告通り、フロントロー2台(ポールポジション
と2番グリッド)でスタートしたメルセデスを圧倒した走りで抜きさり見事、優勝を飾りました!
そのレース概要はというと。
ブラックアウト(スタート)直後。5番スタートのアロンソは、スタートダッシュが速いフェラーリの
マシン性能をフルに駆使した天才的間取りで、一気に2台抜き。
時点で、ロズベルグ、ヴェッテル、アロンソの順でレースを展開するのですが、以降、順当に順位
を上げ僅か13周目でトップに立つや、その後は3ストップ作戦(アロンソ他のトップマシンはほぼ
4ストップ)のキミとのタイム差を圧倒的に広げ、39周目でオーバーテイクしトップを奪い返すと、
あとは49周目でアンダーカット(早めのタイヤ交換でペースをあげること)し、27秒台のラップ
タイムを刻み続けるほぼ独走、ぶっちぎり状態での1位ゴール。
まったくもって、今回のスペインGPは『フェラーリ/アロンソ』ありきのレース結果に終わりました。
2位は常に冷静沈着(時速300キロの世界で考えられない)不用意なドライビングを一切排除し
タイヤマネージメントに終始したロータスのキミ・ライコネン。
3位はペナルティ降格の9番グリッドからのスタートで見事、表彰台入りを獲得したフェラーリの
フェリペ・マッサ。
レッド・ブルのヴェッテルは4位。フロントロースタートのメルセデス2台はロズベルグが6位。
ハミルトンはなんと、12位に沈む結果となりました(泣)
今回のレース結果を鑑みても分かる通り、F1は精神論だけでは勝てません。F1と聞くとよく
ドライバーのみが取り沙汰されがちですが、そのレース結果を大きく左右するのは、実は
『マシンの仕上がり具合』です。
仮に、全盛期のミハエル・シューマッハのようなファンタジスタなドライバーが、どんなに気合を
入れてレースに臨んだところで、マシンの仕上がりが良くなければ相応の結果、相応の順位を
甘受することしか出来ないのです。
今回のスペインGPにおいても、タイヤスモークを上げるハミルトン(メルセデス)、バトン(マク
ラーレン)、ピッチを上げきれないロズベルグ(メルセデス)、リタイヤしたグロージャン(ロータス)、
目立った戦略等の致命的なミスなく、4位フィニッシュしたヴェッテル(レッドブル)。いくら
ピレリタイヤの消耗が早すぎてそれをかばっていたとはいえ、彼らの走りからはやはり
『マシンの仕上がり具合の不完全さ』を払拭できません。
そんな中、今回のスペインGPではフェラーリマシンが抜群の走りを見せました。最高のマシン
(監督、クルー)と最高のドライバー。そして、忘れてならない神様のご加護。
この三点の組み合わせのみが、チームを表彰台へと導くのです(今回、優勝直後のアロンソ
にはスペイン国王からお祝いの電話が入りました。既にスペインの英雄状態♪)
以降も、耐久性の面で疑問符が残るピレリタイヤでのレースが展開されます(次戦は路面ミュー
の低いモンテカルロ市街地コース『モナコGP』!)。
今後も各チームのマシンの仕上がり具合が、F1レースを観戦する上での大きな楽しみのひとつ
になるでしょう。
(優勝後スペイン国旗を掲げるアロンソ。かっきー! レース中にコース上で手にしたのは
レギュレーション違反だけど・・・焦)
といったところで。
今回のスペインGPではフロントローから一挙に2台とも転落したメルセデスチームへの応援歌
として、Janis Joplinの名曲『Mercedes Benz』をポチッとな♪
歌詞的にはレースと全くもって関係ないけど(汗)。たまには、あのしゃがれ声なんかもいいかも♪
『Mercedes Benz』by Janis Joplin
Oh lord, won't you buy me a mercedes benz ?
My friends all drive porsches, I must make amends.
Worked hard all my lifetime, no help from my friends,
So lord, won't you buy me a mercedes benz ?
ねえ、神様。私にベンツを買ってくれない?
友達はみんなポルシェに乗ってるから、私も埋め合わせしなくちゃ
人生めいっぱい働いたって、誰も助けてくれないの
だから神様、私にベンツを買ってくれないかな?
Oh lord, won't you buy me a color tv ?
Dialing for dollars is trying to find me.
I wait for delivery each day until three,
So oh lord, won't you buy me a color tv ?
ねえ、神様。カラーテレビを買ってくれない?
テレビの懸賞チャンネルが、私を当てようとしてくれてるの
毎日明け方3時まで待っているのよ
だから神様、私にカラーテレビを買ってくれない?
Oh lord, won't you buy me a night on the town ?
I'm counting on you, lord, please don't let me down.
Prove that you love me and buy the next round,
Oh lord, won't you buy me a night on the town ?
ねえ、神様。私にこの街の夜を一晩おごってくれない?
あてにしてるんだから、がっかりさせないでね
私を愛してると証明して、次もお願い
ねえ神様、私に一晩だけでもおごってくれないかな?
〈repeat〉
That's it!
思わずしゃがみこんで黙祷を捧げるほどの激痛でしたが、面倒なのでそのまま就寝。
翌日、枕に血が付いちゃいました(泣)。
坊主にするとハゲやすくなるとも言います。沖縄の日差しで毛根をやられてしまうそうです。
格好いい父親でいるため(?)にも、夏場だけは髪を伸ばそうかな、とか考え始めてる
バーコージのコージです♪
さて。話は一気にF1『スペインGP』へ!
やはり!期待を裏切らないこの男がやってくれました!
『フェルナンド・アロンソ~ゥ』
(母国スペインGPでの優勝~♪)
「メルセデス二台は恐るるに足らない」
ポール・トゥ・ウィン(ポールポジションでスタートしたマシンがそのまま優勝すること)が多い
カタロニアサーキットで、アロンソはレース前の予告通り、フロントロー2台(ポールポジション
と2番グリッド)でスタートしたメルセデスを圧倒した走りで抜きさり見事、優勝を飾りました!
そのレース概要はというと。
ブラックアウト(スタート)直後。5番スタートのアロンソは、スタートダッシュが速いフェラーリの
マシン性能をフルに駆使した天才的間取りで、一気に2台抜き。
時点で、ロズベルグ、ヴェッテル、アロンソの順でレースを展開するのですが、以降、順当に順位
を上げ僅か13周目でトップに立つや、その後は3ストップ作戦(アロンソ他のトップマシンはほぼ
4ストップ)のキミとのタイム差を圧倒的に広げ、39周目でオーバーテイクしトップを奪い返すと、
あとは49周目でアンダーカット(早めのタイヤ交換でペースをあげること)し、27秒台のラップ
タイムを刻み続けるほぼ独走、ぶっちぎり状態での1位ゴール。
まったくもって、今回のスペインGPは『フェラーリ/アロンソ』ありきのレース結果に終わりました。
2位は常に冷静沈着(時速300キロの世界で考えられない)不用意なドライビングを一切排除し
タイヤマネージメントに終始したロータスのキミ・ライコネン。
3位はペナルティ降格の9番グリッドからのスタートで見事、表彰台入りを獲得したフェラーリの
フェリペ・マッサ。
レッド・ブルのヴェッテルは4位。フロントロースタートのメルセデス2台はロズベルグが6位。
ハミルトンはなんと、12位に沈む結果となりました(泣)
今回のレース結果を鑑みても分かる通り、F1は精神論だけでは勝てません。F1と聞くとよく
ドライバーのみが取り沙汰されがちですが、そのレース結果を大きく左右するのは、実は
『マシンの仕上がり具合』です。
仮に、全盛期のミハエル・シューマッハのようなファンタジスタなドライバーが、どんなに気合を
入れてレースに臨んだところで、マシンの仕上がりが良くなければ相応の結果、相応の順位を
甘受することしか出来ないのです。
今回のスペインGPにおいても、タイヤスモークを上げるハミルトン(メルセデス)、バトン(マク
ラーレン)、ピッチを上げきれないロズベルグ(メルセデス)、リタイヤしたグロージャン(ロータス)、
目立った戦略等の致命的なミスなく、4位フィニッシュしたヴェッテル(レッドブル)。いくら
ピレリタイヤの消耗が早すぎてそれをかばっていたとはいえ、彼らの走りからはやはり
『マシンの仕上がり具合の不完全さ』を払拭できません。
そんな中、今回のスペインGPではフェラーリマシンが抜群の走りを見せました。最高のマシン
(監督、クルー)と最高のドライバー。そして、忘れてならない神様のご加護。
この三点の組み合わせのみが、チームを表彰台へと導くのです(今回、優勝直後のアロンソ
にはスペイン国王からお祝いの電話が入りました。既にスペインの英雄状態♪)
以降も、耐久性の面で疑問符が残るピレリタイヤでのレースが展開されます(次戦は路面ミュー
の低いモンテカルロ市街地コース『モナコGP』!)。
今後も各チームのマシンの仕上がり具合が、F1レースを観戦する上での大きな楽しみのひとつ
になるでしょう。
(優勝後スペイン国旗を掲げるアロンソ。かっきー! レース中にコース上で手にしたのは
レギュレーション違反だけど・・・焦)
といったところで。
今回のスペインGPではフロントローから一挙に2台とも転落したメルセデスチームへの応援歌
として、Janis Joplinの名曲『Mercedes Benz』をポチッとな♪
歌詞的にはレースと全くもって関係ないけど(汗)。たまには、あのしゃがれ声なんかもいいかも♪
『Mercedes Benz』by Janis Joplin
Oh lord, won't you buy me a mercedes benz ?
My friends all drive porsches, I must make amends.
Worked hard all my lifetime, no help from my friends,
So lord, won't you buy me a mercedes benz ?
ねえ、神様。私にベンツを買ってくれない?
友達はみんなポルシェに乗ってるから、私も埋め合わせしなくちゃ
人生めいっぱい働いたって、誰も助けてくれないの
だから神様、私にベンツを買ってくれないかな?
Oh lord, won't you buy me a color tv ?
Dialing for dollars is trying to find me.
I wait for delivery each day until three,
So oh lord, won't you buy me a color tv ?
ねえ、神様。カラーテレビを買ってくれない?
テレビの懸賞チャンネルが、私を当てようとしてくれてるの
毎日明け方3時まで待っているのよ
だから神様、私にカラーテレビを買ってくれない?
Oh lord, won't you buy me a night on the town ?
I'm counting on you, lord, please don't let me down.
Prove that you love me and buy the next round,
Oh lord, won't you buy me a night on the town ?
ねえ、神様。私にこの街の夜を一晩おごってくれない?
あてにしてるんだから、がっかりさせないでね
私を愛してると証明して、次もお願い
ねえ神様、私に一晩だけでもおごってくれないかな?
〈repeat〉
That's it!
2013年04月30日
第四戦バーレーンGPとF1タイヤ♪
F1グランプリ、ヨーロッパラウンド前の『砂のバーレーン』を制覇したのは!
じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか・・・じゃーん!
『セバスチャン・ヴェッテル~ゥ!』
(左は二位のキミ。右が三位のグロージャン。中央のひょろいのがヴェッテル)
こんにちは。バーコージのコージです♪ いきなり興奮気味ですみません。
先日のバーレーンGP。ヴェッテルの勝因は一言で言って、レッドブルのチーム戦略でした。
もちろん、ヴェッテル本人のドライビング・テクニック、マシンのポテンシャルの高さも必至
なのですが、結果から言って、今回のバーレーンGPは燃料満タン(2010年よりレース中の
給油禁止)の路面温度40℃を越すレースで、当初から消耗の早いピレリタイヤの特性を生かす
3ストップ作戦で、ファステスト・ラップを刻み続けたレッドブル・チームのレース戦略での勝利
でした。
因みに、僕チンの大好きフェラーリのアロンソはスタートで浮上するも、直後にヴェッテルに
抜き返され、更に7周目でリアウィングのフラップが閉じなくなるという破滅的なアクシデント
が発生(泣)。二度のピットインでも修復できず、レース序盤で優勝争いから脱落する結果に。
(とはいえ、10周目以降DRSなしの怒涛の追い上げで結果8位。すっげー♪)
今年のアロンソは不運続き。マシンの仕上がりは良いと本人も豪語しているので、以降のレース
を期待したいです(次回は母国、スペインGP!!)。
(画像はフェラーリの2013年モデル『F138』)
さてさて。今回のレース結果でも分かると通り、F1レースにとってタイヤとは『エンジン』
『シャーシ』に並ぶレース結果を左右する重要なファクターであると言えます。
F1の公式タイヤサプライヤーは2011年より、それまでのブリヂストンに代わり、イタリアの
ピレリ社になっています。
現行レギュレーションを端的に説明すると、決勝レースでは必ず二種類のドライタイヤを使用
しなくてはならず、給油がなくても最低一度はピットインしなくてはいけません。
各チームの戦略は大きく2ストップか3ストップ作戦に分かれるのですが、今回は明確に3ストップ
を選択したチームが有利な結果に終わりました。
とはいえ、レース戦略は開催サーキット、マシンコンディション、天候、ライバルチームの戦略他
によっても大きく左右され、当然にして必勝戦略などというものは存在せず、どういった戦略で
レースを展開するのかもF1レースの大きな見所のひとつです。
場合によっては、ジェンソン・バトンのようなタイヤマネージメント能力の高いドライバーが表彰台
に乗ることも往々にしてあります。知れば知るほど、F1とは奥の深いスポーツなのです。
(画像はジェンソン・バトン。F1ドライバーにしてこのルックス。そりゃモテるわな(^○^))
今を遡ること9年前の2004年。まだタイヤサプライヤーが二社競合であった頃の話。
トップチームのほとんどがより性能の優れたミシュランタイヤを選択する中、唯一ブリヂストン
タイヤで6連覇(18戦中15勝!)を果たしたフェラーリ(ドライバーはミハエル・シューマッハ)の
快進撃を見た、ミシュランタイヤの会長(名前忘れた。フランス人のおっさん)は言いました。
『世界にはふたつのタイヤメーカーしかない。ミシュランとミハエル・シューマッハだ』と・・・。
フェラーリ連勝の勝因はブリヂストンタイヤに拠るものではなく、ミハエル個人のドライビング
テクニックに大きく依拠しているのだ、くらいのことを言いたかったのでしょうが、いくら
自社製品の性能が良かったとはいえ、これではブリヂストンはもちろんのこと、他の世界に
名だたるタイヤメーカー全ての人たちから猛烈な反感を食らったのではないでしょうか。
今に始まったことではなく、まったくもってF1の世界には男前すぎる男たちが多すぎます((^○^))
(確か、こいつをもっと毛むくじゃらにしたようなフランス人のおっさんだった)
じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか・・・じゃーん!
『セバスチャン・ヴェッテル~ゥ!』
(左は二位のキミ。右が三位のグロージャン。中央のひょろいのがヴェッテル)
こんにちは。バーコージのコージです♪ いきなり興奮気味ですみません。
先日のバーレーンGP。ヴェッテルの勝因は一言で言って、レッドブルのチーム戦略でした。
もちろん、ヴェッテル本人のドライビング・テクニック、マシンのポテンシャルの高さも必至
なのですが、結果から言って、今回のバーレーンGPは燃料満タン(2010年よりレース中の
給油禁止)の路面温度40℃を越すレースで、当初から消耗の早いピレリタイヤの特性を生かす
3ストップ作戦で、ファステスト・ラップを刻み続けたレッドブル・チームのレース戦略での勝利
でした。
因みに、僕チンの大好きフェラーリのアロンソはスタートで浮上するも、直後にヴェッテルに
抜き返され、更に7周目でリアウィングのフラップが閉じなくなるという破滅的なアクシデント
が発生(泣)。二度のピットインでも修復できず、レース序盤で優勝争いから脱落する結果に。
(とはいえ、10周目以降DRSなしの怒涛の追い上げで結果8位。すっげー♪)
今年のアロンソは不運続き。マシンの仕上がりは良いと本人も豪語しているので、以降のレース
を期待したいです(次回は母国、スペインGP!!)。
(画像はフェラーリの2013年モデル『F138』)
さてさて。今回のレース結果でも分かると通り、F1レースにとってタイヤとは『エンジン』
『シャーシ』に並ぶレース結果を左右する重要なファクターであると言えます。
F1の公式タイヤサプライヤーは2011年より、それまでのブリヂストンに代わり、イタリアの
ピレリ社になっています。
現行レギュレーションを端的に説明すると、決勝レースでは必ず二種類のドライタイヤを使用
しなくてはならず、給油がなくても最低一度はピットインしなくてはいけません。
各チームの戦略は大きく2ストップか3ストップ作戦に分かれるのですが、今回は明確に3ストップ
を選択したチームが有利な結果に終わりました。
とはいえ、レース戦略は開催サーキット、マシンコンディション、天候、ライバルチームの戦略他
によっても大きく左右され、当然にして必勝戦略などというものは存在せず、どういった戦略で
レースを展開するのかもF1レースの大きな見所のひとつです。
場合によっては、ジェンソン・バトンのようなタイヤマネージメント能力の高いドライバーが表彰台
に乗ることも往々にしてあります。知れば知るほど、F1とは奥の深いスポーツなのです。
(画像はジェンソン・バトン。F1ドライバーにしてこのルックス。そりゃモテるわな(^○^))
今を遡ること9年前の2004年。まだタイヤサプライヤーが二社競合であった頃の話。
トップチームのほとんどがより性能の優れたミシュランタイヤを選択する中、唯一ブリヂストン
タイヤで6連覇(18戦中15勝!)を果たしたフェラーリ(ドライバーはミハエル・シューマッハ)の
快進撃を見た、ミシュランタイヤの会長(名前忘れた。フランス人のおっさん)は言いました。
『世界にはふたつのタイヤメーカーしかない。ミシュランとミハエル・シューマッハだ』と・・・。
フェラーリ連勝の勝因はブリヂストンタイヤに拠るものではなく、ミハエル個人のドライビング
テクニックに大きく依拠しているのだ、くらいのことを言いたかったのでしょうが、いくら
自社製品の性能が良かったとはいえ、これではブリヂストンはもちろんのこと、他の世界に
名だたるタイヤメーカー全ての人たちから猛烈な反感を食らったのではないでしょうか。
今に始まったことではなく、まったくもってF1の世界には男前すぎる男たちが多すぎます((^○^))
(確か、こいつをもっと毛むくじゃらにしたようなフランス人のおっさんだった)
2013年04月23日
エンツォとF1と民主主義理念
『フェラーリ、ゴール!』
何の話かって、先日の中国GP(ちょっと古い?)。久しぶりのアロンソ優勝、最高だったね。
今季は髪も切ってやる気全開かな♪
(今のロシア人の彼女もきゃわいいよな)
コンストラクターズ別の視点から捉えて、F1ファンに最も多いのはやはりフェラーリファン。
にも関わらず、2010年からは三期連続でレッドブルがチャンピオンシップを飾る結果に(泣)。
そんな中、今季は初戦のオーストラリアがキミ・ライコネン、二戦目のマレーシアがセバスチャン・
ベッテル、そして、マレーシアで痛恨のリタイアを喫したフェルナンド・アロンソが三戦目の中国で
優勝し、早くも波乱の予感。F1ファンには堪らないシーズンになりそうだね♪
(画像はF1の史上最年少チャンピオンであり、三期連続でワールドチャンピオンにも輝いている
クリスチャン・ベッテル。見た目はひょろいくせに速いのなんのって・・・)
さて。何を隠そう、僕チンも類稀なるフェラーリファンです。僕チンの場合は単純に色が好き。
あのイタリアンレッドのマシンを見ているだけで、ラテンの血が騒ぐ(?)というか、いてもたっても
いられなくなってきちゃいます(変なクスリはやってません)。
そんな変態はさておき(汗)。やはり、フェラーリの最大の魅力のひとつといえば、フェラーリの
創始者・故エンツォ・フェラーリではないでしょうか。
『車はまずエンジンだ。跳ね馬のように駆け上がるエンジンを造れ』
『市販車の販売など、レースの資金作りにすぎない』
数々の名言を遺した氏ですが、彼の生涯を一言で言い表すとすれば、ひたすら速く(スピード)を
追求しただけの人生であるといえます。
(画像はフェラーリ社のエンツォ・フェラーリ。価格一億円)
F1のスピードとは、インディレースのような直線スピードだけを争っているわけではありません。
また、コーナーがあるとはいえ、ル・マンレースのような耐久性は二の次。
F1におけるスピードとはいかに速くトップスピードに達し、いかに短い制動距離で停止し、
いかに速くコーナーを駆け抜けるのか、如いてはいかに無駄を省くのかの一点に集約されます。
また、F1は通例ドライバーだけが注目されがちですが、チームには監督がいて、それを支える
ピットクルー、更にはマシンの開発を手掛ける何百人ものスタッフからなる、本当はチーム
スポーツです。
そのチームが一丸となって、究極の速さを更新する。それこそがF1レースの最大の魅力なの
です。
2004年、F1史上最多となる7度目のワールド・チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハ
は、そのインタビューの中で「僕は普通の人間。ただ、人より速く走れるだけ」と答えました。
運転に長けた人物がドライバー、手先の器用な人はメカニック、頭脳派の人は開発に。適材適所
に就いたそれぞれが、それぞれの得意分野でただ、皆にとっての気持ち良いこと(スピード)を
追い求める。つまり、『F1』とは概して『民主主義理念』なのだともいえます。
今季も以降、どんなレースが展開されるのか。まだまだ目が離せませんね♪
何の話かって、先日の中国GP(ちょっと古い?)。久しぶりのアロンソ優勝、最高だったね。
今季は髪も切ってやる気全開かな♪
(今のロシア人の彼女もきゃわいいよな)
コンストラクターズ別の視点から捉えて、F1ファンに最も多いのはやはりフェラーリファン。
にも関わらず、2010年からは三期連続でレッドブルがチャンピオンシップを飾る結果に(泣)。
そんな中、今季は初戦のオーストラリアがキミ・ライコネン、二戦目のマレーシアがセバスチャン・
ベッテル、そして、マレーシアで痛恨のリタイアを喫したフェルナンド・アロンソが三戦目の中国で
優勝し、早くも波乱の予感。F1ファンには堪らないシーズンになりそうだね♪
(画像はF1の史上最年少チャンピオンであり、三期連続でワールドチャンピオンにも輝いている
クリスチャン・ベッテル。見た目はひょろいくせに速いのなんのって・・・)
さて。何を隠そう、僕チンも類稀なるフェラーリファンです。僕チンの場合は単純に色が好き。
あのイタリアンレッドのマシンを見ているだけで、ラテンの血が騒ぐ(?)というか、いてもたっても
いられなくなってきちゃいます(変なクスリはやってません)。
そんな変態はさておき(汗)。やはり、フェラーリの最大の魅力のひとつといえば、フェラーリの
創始者・故エンツォ・フェラーリではないでしょうか。
『車はまずエンジンだ。跳ね馬のように駆け上がるエンジンを造れ』
『市販車の販売など、レースの資金作りにすぎない』
数々の名言を遺した氏ですが、彼の生涯を一言で言い表すとすれば、ひたすら速く(スピード)を
追求しただけの人生であるといえます。
(画像はフェラーリ社のエンツォ・フェラーリ。価格一億円)
F1のスピードとは、インディレースのような直線スピードだけを争っているわけではありません。
また、コーナーがあるとはいえ、ル・マンレースのような耐久性は二の次。
F1におけるスピードとはいかに速くトップスピードに達し、いかに短い制動距離で停止し、
いかに速くコーナーを駆け抜けるのか、如いてはいかに無駄を省くのかの一点に集約されます。
また、F1は通例ドライバーだけが注目されがちですが、チームには監督がいて、それを支える
ピットクルー、更にはマシンの開発を手掛ける何百人ものスタッフからなる、本当はチーム
スポーツです。
そのチームが一丸となって、究極の速さを更新する。それこそがF1レースの最大の魅力なの
です。
2004年、F1史上最多となる7度目のワールド・チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハ
は、そのインタビューの中で「僕は普通の人間。ただ、人より速く走れるだけ」と答えました。
運転に長けた人物がドライバー、手先の器用な人はメカニック、頭脳派の人は開発に。適材適所
に就いたそれぞれが、それぞれの得意分野でただ、皆にとっての気持ち良いこと(スピード)を
追い求める。つまり、『F1』とは概して『民主主義理念』なのだともいえます。
今季も以降、どんなレースが展開されるのか。まだまだ目が離せませんね♪
2013年04月11日
F1ノススメ
こんにちは。最近、めざましテレビで放映されてる『紙兎ロペ』のアキラ先輩に話し方(キレ方?)
が似てると言われているバーコージのコージです。
(右側のリスが、問題の『アキラ先輩』)
僕自身はワン&オンリーな存在なので、他の何かに似ていると云われるのは若干心外ですが、
観てみると確かに似てるかも(汗)。
興味のある人は、一度覗いてみてください。アニメ的には、ゆる~くウケます(^○^)
紙兎ロペ「ガチャガチャ編」
紙兎ロペ ドリームジャンボ 「コミコミパック」編
弱い者(後輩等)には強く、強い者(先生、警察、目上の人等)には弱い。
そして。決してまともには謝罪しない。
やっぱ、性格的にも似てるかも・・・。
紙兎ロペ「赤白帽編」
紙兎ロペ「スマホで!?編」
さてさて。話は本題に♪
皆さんは『F1』をご存知ですか?
『F1』とは『フォーミュラ1』の略であり、イギリス発祥で60有余年の歴史を持つ、世界最高峰の
自動車レースのことです。
「夜中たまに、テレビつけるとやってるやつ?」
「車走らせてるだけで、何が面白いの?」
「むずかしくてよく分かんない」
「アイルトン・セナって、まだ走ってる?」
興味のない人からすると、概ねこのくらいの返事が返ってきそうですが(汗)
僕は『F1』とはこの世で最も素晴らしく、最も美しいスポーツであると考えています。
『F1』には決定的瞬間というのがあります。いかに速くゴールするかを競っているという主眼は
サッカーにも共通しますが、対峙形式ではなく、皆が同じベクトルで進行するという観点から
『F1は民主主義理念である』とも帰結できます(この話はまた後日にでも)。
僕は断言します。この世には【F1を観る人間】と【F1を観ない人間】の二通りしかいないのだと。
そして、その差はただひとつ。【速いものを美しいと感じる感性の有無】なのだと。
バーコージでは、三戦目以降の全戦を放映予定です(外付けHDD買っちゃいました)。
興味のある方は、一声おかけください♪
が似てると言われているバーコージのコージです。
(右側のリスが、問題の『アキラ先輩』)
僕自身はワン&オンリーな存在なので、他の何かに似ていると云われるのは若干心外ですが、
観てみると確かに似てるかも(汗)。
興味のある人は、一度覗いてみてください。アニメ的には、ゆる~くウケます(^○^)
紙兎ロペ「ガチャガチャ編」
紙兎ロペ ドリームジャンボ 「コミコミパック」編
弱い者(後輩等)には強く、強い者(先生、警察、目上の人等)には弱い。
そして。決してまともには謝罪しない。
やっぱ、性格的にも似てるかも・・・。
紙兎ロペ「赤白帽編」
紙兎ロペ「スマホで!?編」
さてさて。話は本題に♪
皆さんは『F1』をご存知ですか?
『F1』とは『フォーミュラ1』の略であり、イギリス発祥で60有余年の歴史を持つ、世界最高峰の
自動車レースのことです。
「夜中たまに、テレビつけるとやってるやつ?」
「車走らせてるだけで、何が面白いの?」
「むずかしくてよく分かんない」
「アイルトン・セナって、まだ走ってる?」
興味のない人からすると、概ねこのくらいの返事が返ってきそうですが(汗)
僕は『F1』とはこの世で最も素晴らしく、最も美しいスポーツであると考えています。
『F1』には決定的瞬間というのがあります。いかに速くゴールするかを競っているという主眼は
サッカーにも共通しますが、対峙形式ではなく、皆が同じベクトルで進行するという観点から
『F1は民主主義理念である』とも帰結できます(この話はまた後日にでも)。
僕は断言します。この世には【F1を観る人間】と【F1を観ない人間】の二通りしかいないのだと。
そして、その差はただひとつ。【速いものを美しいと感じる感性の有無】なのだと。
バーコージでは、三戦目以降の全戦を放映予定です(外付けHDD買っちゃいました)。
興味のある方は、一声おかけください♪