2012年07月02日
『G』、すなわち『ヤツ』
この島で唯一、僕を脅かすもの。それが『G』、すなわち『ヤツ』の存在です。
ヤツは島内のいたるところに多数生息しています。こと、僕が現在居住する字石垣は下水道施設がなく、市街地の中でも比較的生息数が多い地域だといえます。
ヤツは昼間、どこかに潜んでいます。夜になると現れ、飛び、稀でなく、またどこからともなく屋敷内に侵入し、僕を悩ませます。
ホウ酸団子、コンバット、ゴキジェットPROetc。僕の家には様々な対策グッズが常備されていますが、それでもヤツの暴挙を防ぐことはできません。
かわいいチャーリー(猫)の餌を主食とし、また、風呂場では石鹸でさえ食べる姿を見かけます。
ヤツに遭遇した場合。僕はまず、冷静に状況判断します。
トイレなら殺害後、屋外へ投棄。風呂場であれば熱湯攻撃の後、排水溝へ流す。室内であればある程度の逃亡経路を予測した後、隙間に逃さぬようゴキジェットPROにて撃退。
かつての仕事ですらなかったほどの繊細な神経と、俊敏な判断力を以ってこれに臨みます。
そして。僕は日々考えます。何ゆえ、ヤツが怖いのかと・・。
以前とある友人が口にしたとおり、ヤツは噛んだりしません。たまに肩に飛んでくるぐらいで、人を襲ったりなど絶対しません。むしろ、見れば走って逃げ出します。それをなぜ?
犬は怖いから吠えます。幼児はアンパンマンは大好きですが、ドラえもんは怖がります。理解できないからです。
私はなぜヤツを恐れるのか。考えれば考えるほど分からない。故に、さらに怖いのか(汗)。
ビジュアルの問題を指摘する者もいます。
確かに表面は脂ギッシュ、裏面はシガニー・ウィーバーの敵(エイリアン)状態。納得できなくもない。だが、それでは足らない。それ以上の何かが激しく僕に嫌悪を恐怖を、時には激しい敵意の衝動さえを引き起こしているのです。
ここでひとつ。困った時のネット頼み。ヤツを夢診断してみると・・。
『ゴキブリが現われる夢は都合の悪い事態を引き起こすことを暗示しています。
夢の中でも現実のように殺してしまえばよいのです。殺せなかった場合は忘れていたような問題が表面化することを示しています。肉体的なコンプレックスや解決できない煩わしい問題がゴキブリに姿を変えているのです』
うーん、解決できない煩わしい問題か・・。なくもないな。では次。
『ゴキブリに対するネガティブなイメージから、逆に生命力・精神力が損なわれていることを示していることもあります』
『ゴキブリは多くの人にとって生理的な嫌悪感を抱く虫です。そのような方にとりゴキブリの夢は生理的に苦手な人や物を象徴している場合があります』
『また人によってはゴキブリを見るだけで恐怖に駆られる方もいらっしゃいます。そのようなにとってゴキブリの夢は、思い出したくもない過去の恐怖体験を暗示しているのかもしれません』
やはり、心理学的考察の観点からは、過去における何らかの自身のトラウマをヤツに投影しているのかな。
確かに、僕のあだ名も『ジー』だ(コージのジー。夜な夜な活動する共通点が・・汗)。
しかし、それだけではしっくりこない。謎は深まるばかりだ・・。
ここでもうひとつ。生物学的観点からのアプローチ。少しむずかしい話になりますが。
生物の定義とは何か。概して、『自己複製できる有機体』です。
有機物とは単純に炭素を含んでいれば(焼いて炭になれば)砂糖でも何でも有機物であり、たんぱく質、脂肪、アミノ酸等、自然界でもごく普通に形成される物です。
つまり、単純に有機物と生物との決定的な差異とは、その前の『自己複製できる』点に集約しているのです。
生物が自己複製するために、この地球上の全ての生物にはそのコピー機とも呼べる『リポソーム遺伝子』が組み込まれているのですが、それがなんと。
この地球上に生きとし生ける全ての生物のリポソーム遺伝子は、構造上のレベルでとても酷似しているらしいのです。
この事実は、自然界において自然の状態ではあり得ない出来事です。つまり。
この事実から何を帰納できるかというと、蓋然性として、この世の生物の全てはたった一度の『キセキ』から派生したものであるということです!(GReeeeNの話ではない!)
要約すると。この世は『人類みな兄弟』ではなく、『生物みな親戚』ということになります。
ということは、ほんの数十億年ほど遡れば、僕とヤツとは『はとこ』くらいの親戚関係でいたとしてもおかしくないということだ!(汗)
でも。
やはり、何をどうしても好きにはなれない・・。
誰しも、馬の合わない身内とかいるもんでしょ(。>0<。)
僕はどうしてヤツに。親族であるかもしれないヤツに愛情を注げないのか。
きっと、今夜も眠れない・・。

写真は以前にネットで購入したイミテーションの『ヤツ』。
かわいいい息子(2歳)が将来、虫を怖がらないようにと。ヤツなどなんの衒いなくバシバシ殺してくれる頼もしい大人に成長してくれるようにと購入したものですが(子供は親が怖がるものを怖がるようになる。既に手遅れでした泣)、現在は家に遊びに来た友人へのいたずらに一役かっています♪
ヤツは島内のいたるところに多数生息しています。こと、僕が現在居住する字石垣は下水道施設がなく、市街地の中でも比較的生息数が多い地域だといえます。
ヤツは昼間、どこかに潜んでいます。夜になると現れ、飛び、稀でなく、またどこからともなく屋敷内に侵入し、僕を悩ませます。
ホウ酸団子、コンバット、ゴキジェットPROetc。僕の家には様々な対策グッズが常備されていますが、それでもヤツの暴挙を防ぐことはできません。
かわいいチャーリー(猫)の餌を主食とし、また、風呂場では石鹸でさえ食べる姿を見かけます。
ヤツに遭遇した場合。僕はまず、冷静に状況判断します。
トイレなら殺害後、屋外へ投棄。風呂場であれば熱湯攻撃の後、排水溝へ流す。室内であればある程度の逃亡経路を予測した後、隙間に逃さぬようゴキジェットPROにて撃退。
かつての仕事ですらなかったほどの繊細な神経と、俊敏な判断力を以ってこれに臨みます。
そして。僕は日々考えます。何ゆえ、ヤツが怖いのかと・・。
以前とある友人が口にしたとおり、ヤツは噛んだりしません。たまに肩に飛んでくるぐらいで、人を襲ったりなど絶対しません。むしろ、見れば走って逃げ出します。それをなぜ?
犬は怖いから吠えます。幼児はアンパンマンは大好きですが、ドラえもんは怖がります。理解できないからです。
私はなぜヤツを恐れるのか。考えれば考えるほど分からない。故に、さらに怖いのか(汗)。
ビジュアルの問題を指摘する者もいます。
確かに表面は脂ギッシュ、裏面はシガニー・ウィーバーの敵(エイリアン)状態。納得できなくもない。だが、それでは足らない。それ以上の何かが激しく僕に嫌悪を恐怖を、時には激しい敵意の衝動さえを引き起こしているのです。
ここでひとつ。困った時のネット頼み。ヤツを夢診断してみると・・。
『ゴキブリが現われる夢は都合の悪い事態を引き起こすことを暗示しています。
夢の中でも現実のように殺してしまえばよいのです。殺せなかった場合は忘れていたような問題が表面化することを示しています。肉体的なコンプレックスや解決できない煩わしい問題がゴキブリに姿を変えているのです』
うーん、解決できない煩わしい問題か・・。なくもないな。では次。
『ゴキブリに対するネガティブなイメージから、逆に生命力・精神力が損なわれていることを示していることもあります』
『ゴキブリは多くの人にとって生理的な嫌悪感を抱く虫です。そのような方にとりゴキブリの夢は生理的に苦手な人や物を象徴している場合があります』
『また人によってはゴキブリを見るだけで恐怖に駆られる方もいらっしゃいます。そのようなにとってゴキブリの夢は、思い出したくもない過去の恐怖体験を暗示しているのかもしれません』
やはり、心理学的考察の観点からは、過去における何らかの自身のトラウマをヤツに投影しているのかな。
確かに、僕のあだ名も『ジー』だ(コージのジー。夜な夜な活動する共通点が・・汗)。
しかし、それだけではしっくりこない。謎は深まるばかりだ・・。
ここでもうひとつ。生物学的観点からのアプローチ。少しむずかしい話になりますが。
生物の定義とは何か。概して、『自己複製できる有機体』です。
有機物とは単純に炭素を含んでいれば(焼いて炭になれば)砂糖でも何でも有機物であり、たんぱく質、脂肪、アミノ酸等、自然界でもごく普通に形成される物です。
つまり、単純に有機物と生物との決定的な差異とは、その前の『自己複製できる』点に集約しているのです。
生物が自己複製するために、この地球上の全ての生物にはそのコピー機とも呼べる『リポソーム遺伝子』が組み込まれているのですが、それがなんと。
この地球上に生きとし生ける全ての生物のリポソーム遺伝子は、構造上のレベルでとても酷似しているらしいのです。
この事実は、自然界において自然の状態ではあり得ない出来事です。つまり。
この事実から何を帰納できるかというと、蓋然性として、この世の生物の全てはたった一度の『キセキ』から派生したものであるということです!(GReeeeNの話ではない!)
要約すると。この世は『人類みな兄弟』ではなく、『生物みな親戚』ということになります。
ということは、ほんの数十億年ほど遡れば、僕とヤツとは『はとこ』くらいの親戚関係でいたとしてもおかしくないということだ!(汗)
でも。
やはり、何をどうしても好きにはなれない・・。
誰しも、馬の合わない身内とかいるもんでしょ(。>0<。)
僕はどうしてヤツに。親族であるかもしれないヤツに愛情を注げないのか。
きっと、今夜も眠れない・・。

写真は以前にネットで購入したイミテーションの『ヤツ』。
かわいいい息子(2歳)が将来、虫を怖がらないようにと。ヤツなどなんの衒いなくバシバシ殺してくれる頼もしい大人に成長してくれるようにと購入したものですが(子供は親が怖がるものを怖がるようになる。既に手遅れでした泣)、現在は家に遊びに来た友人へのいたずらに一役かっています♪
Posted by バーコージ at 05:31│Comments(0)
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